総評
見た目はすごく固まっていますが、スプーンですくうと滑らかにとろけます。 カスピ海ヨーグルト独特の粘りがものすごく出ています。食感も滑らかで、きめ細かく弾力があります。酸味が強く、コクは少なめですがマイルドな味わいです。
結果
固さ | 酸味 |
---|---|
★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
●カスピ海ヨーグルト
長寿食研究で著名な家森幸男先生が、長寿地域のコーカサス地方から持ち帰った自家製のヨーグルトより、フジッコが分離・純粋培養した乳酸菌「クレモリス菌FC株」を使用。 独特のとろ~りとしたねばりと穏やかな酸味は「クレモリス菌FC株」が作り出す「カスピ海ヨーグルト」の特長です。 カスピ海ヨーグルトの粘り成分EPSは、健康維持にかかわる多様な機能を持つことが分かってきています。 *フジッコHP、商品パッケージ参考
材 料
素 材: | 明治おいしい牛乳 | 1000ml |
種 菌: | カスピ海ヨーグルト種菌 | 3g×2 |
条 件
温 度: | 28℃ |
時 間: | 24時間 |
試作条件
①レンジで消毒した内容器に牛乳と種菌を入れます。
②種菌1袋3gに対して牛乳500mlとのことでしたので、今回は種菌2袋と牛乳1lで作ってみます。
③温度は20℃~30℃(20℃以下では発酵が進まず、30℃以上では種菌が弱り腐りやすくなります)、今回は28℃に設定。
④時間は24時間~72時間(温度によって異なります)、今回は24時間に設定。24時間後、ものすごく固まっていました。
⑤冷蔵庫で冷やして完成。
感 想
元気なカスピ海ヨーグルトが出来たという印象です。 種菌から作ると出来上がりがフレッシュな感じがします。種菌はスーパーで800円近くしたので、ちょっと高いかなと思いますが、カスピ海ヨーグルトですので、できあがったヨーグルトを種ヨーグルトとして増やし続ける事が出来ます(説明書には3カ月に1回程度新しい種菌から作ることをお勧めしていましたが)。
参考資料
●カスピ海ヨーグルト種菌の成分表
・名称: ヨーグルト種菌
・原材料名:クレモリス菌、アセトバクター菌、脱脂粉乳
・内容量:3g×2包