総評
見た目やスプーンですくった感覚が、粉末種菌から作ったものと比べると少し柔らかいかなと感じましたが、食感の粘り強さは変わりませんでした。味は粉末種菌と同じで、酸味が少なく、あっさりしています。一口目にかすかに牛乳っぽさを感じますが、食べていると気にならなくなります。
結果
固さ | 酸味 |
---|---|
★★★☆☆ | ★☆☆☆☆ |
●カスピ海ヨーグルト種菌
「カスピ海ヨーグルト」は、長寿の人が多いコーカサス地方の伝統的発酵乳です。 長寿の研究で著名な京都大学名誉教授の家森幸男先生が、1986年頃、コーカサス地方から持ち帰り、身近な人に分けられた「種菌」が、人づてに株分けされ、日本中に広まりました。 「カスピ海ヨーグルト」の最大の特徴は、とろりとした独特の粘りです。 言葉で例えにくいその独特の食感は、多くの人がやみつきになるようです。 味は一般的なヨーグルトに比べて、酸味が少なくマイルドな味です。 *すばる屋HPより抜粋
材 料
素 材: | 明治おいしい牛乳 | 1000ml |
種 菌: | カスピ海ヨーグルト「ヨーグルトの願い」粉末より作ったヨーグルト *ふたを開けてすぐの新しいヨーグルトを種とします | 100g |
条 件
温 度: | 27℃ |
時 間: | 8時間 |
試作条件
①レンジで消毒した容器にヨーグルトの願いと牛乳を入れてよく混ぜます。
②ヨーグルティアで発酵
③冷蔵庫で冷やして完成!
感 想
粉末種菌から作ったヨーグルトを種としてヨーグルトが完成しました。カスピ海ヨーグルト独自の食感は全く変わりません♪ 作る時の注意点は、ふたを開けてすぐの種菌が元気なヨーグルトを種として次のヨーグルトを作ることです(弱った菌を使うとヨーグルトが作れなかったり、独特の粘りが出なくなります)。 ですので、常に次のヨーグルトが出来ている状態になると思います。ヨーグルトの消費量が少ない方は牛乳の量を減らすなどして作るヨーグルト量を調節したほうがよいかもしれません。 こうして元気な種菌を増やし続ける事が出来れば、とっても経済的に美味しいカスピ海ヨーグルトを食べ続ける事が出来ます!!
参考資料
●カスピ海ヨーグルト種菌「ヨーグルトの願い」の成分表
原材料名:脱脂粉乳、砂糖、乳糖、クレモリス菌